一般内科外来

更新日: 2025/04/17

当院では、かぜ、胃腸炎、花粉症、膀胱炎、頭痛、倦怠感などの一般的な症状に対する診察・処方や、健康診断の2次検査等を行っております。症状に応じて必要な検査・処置を実施し、病気の早期診断・治療に努めています。 また当院では患者さまの病状に応じて、適切な病院・専門科へのご紹介を行っております。 ここでは一般内科で取り扱う疾患や治療方法についてご紹介します。

一般内科とは

一般内科は、かぜや胃腸炎、花粉症や頭痛など、日常的な体調不良に対応しています。 担当医が丁寧に問診し、診察、検査によって診断を行い、適切な治療を目指します。

必要に応じて、詳しい検査や治療が可能な専門病院、診療科へご紹介することもあります。 体調に不安がある場合や、病気の早期発見・予防を考えている場合は、まず一般内科で の受診をおすすめします。
どの診療科を受診したらよいかわからない場合も、一般内科にご相談下さい。

主な対象疾患

風邪・インフルエンザ

風邪やインフルエンザに伴う喉の痛み、咳、発熱などの急性呼吸器症状

頭痛・めまい

片頭痛や緊張性頭痛、めまいやふらつき

胃腸炎・消化不良

腹痛、下痢、便秘、吐き気などの消化器系の不調

発熱・倦怠感

原因不明の発熱や全身のだるさ、疲れやすさ

肩こり・腰痛

慢性的な肩こりや腰痛、関節の痛み

高血圧・糖尿病

高血圧、糖尿病の食事・運動療法や薬物治療の継続、見直し

アレルギー疾患

花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギー反応による症状

呼吸器疾患

喘息、慢性気管支炎、肺炎などの呼吸器系の問題

症状について

こんな症状ありませんか?

風邪や不調が長引く

高熱が続く

咳や呼吸困難がある

胸の痛みや動悸

急な体重減少

消化器系の問題

尿や排尿時の違和感

頭痛やめまい

一般内科を受診するべきタイミングは、体調に異常を感じた時や症状が長引いている時です。 上記のような症状がある場合は、早めに受診して、適切な治療を受けることが重要です。 特に、症状が急に悪化する場合や不安な場合は、お近くの医療機関へ相談しに行くことが大切です。

治療方法

一般内科での治療方法は、疾患の種類や症状に応じて異なりますが、主に薬物療法、生活習慣指導、予防接種、慢性疾患の管理が一般的です。

薬物療法

薬物療法は、病気の症状を軽減したり、病気の進行を防ぐために行われます。
例えば、細菌による風邪様症状や肺炎、尿路感染症などには抗生物質が使用され、痛みを和らげるためには鎮痛薬が処方されます。また、高血圧の治療には降圧薬が用いられ、血糖値の管理が必要な糖尿病には抗糖尿病薬が処方されます。

生活習慣指導

生活習慣の改善は、一般内科における重要な治療の一環です。生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の予防や管理には、食事指導、運動指導、禁煙指導、飲酒制限が含まれます。
栄養バランスの取れた食事を心がけ、塩分や脂肪分の摂取を減らすことが大切です。また、適度な運動で心血管の健康や体重管理を促進し、タバコの喫煙は心臓病や肺疾患を引き起こすため禁煙を勧めます。過度の飲酒は肝臓や心臓に悪影響を与えるため、適量を守ることが推奨されます。

予防接種

予防接種は感染症の予防に非常に効果的で、一般内科ではさまざまなワクチン接種が行われています。インフルエンザワクチンから新型コロナウイルスワクチン、高齢者や免疫力が低下している方に向けた肺炎球菌ワクチン。
さらに、風疹や麻疹のワクチン等も対象になります。これらの予防接種により、感染症のリスクを減らし、健康を守ることができます。

慢性疾患の管理

慢性疾患(高血圧、糖尿病、喘息など)は長期的に管理が必要です。一般内科では、定期的なフォローアップを通じて病状の進行を防ぎ、血糖値や血圧、コレステロール値のチェックを行いながら治療の進捗を評価します。
また、症状や病状に応じて薬の種類や量を調整し、合併症(例えば糖尿病による腎症や心疾患など)の予防や早期発見を目指します。さらに、患者教育を通じて病気に対する理解を深め、患者が自分で管理できるようサポートします。

これらの治療方法は、患者の状態や病歴に応じて個別に調整されます。一般内科の役割は、予防から治療、そして管理に至るまで幅広いため、日常的な体調の変化に気を付けながら、適切な対応を受けることが大切です。

予防と管理

健康診断・定期検診

定期的な健康診断は、疾患の早期発見に重要です。 高血圧、糖尿病、がん、脂質異常症などの生活習慣病や疾患は、初期の段階では自覚症状がないことが多いため、定期的に検査を受けることで早期に異常を発見し、適切な治療を行うことができます。

主な診断項目

  • 血圧測定
  • 血液検査(血糖値、コレステロール値など)
  • 尿検査
  • 心電図検査
  • 画像検査(胸部レントゲン、胃の内視鏡検査など)

予防医学

予防医学は、疾患の発症を予防することを目的としています。 一般内科では、生活習慣の改善やワクチン接種を通じて病気の予防に努めます。

主な診断項目

  • 予防接種
  • 生活習慣の改善
  • 早期のリスク管理

健康管理

健康管理は、日々の生活の中で心身の健康を維持するための取り組みです。 一般内科では、患者一人ひとりに合った健康管理方法を提供します。例えば、生活習慣病の管理やストレス管理、適切な休養と睡眠などが含まれます。

担当医師

やさしい内科クリニック院長 山村 聡

日本内科学会認定内科医。専門は糖尿病・内分泌疾患。

経歴
九州大学医学部卒
高邦会 高木病院 臨床研修
昭和大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 助教
銀座有楽町内科 前院長
東京ミッドタウンクリニック等で糖尿病・内分泌診療に従事
やさしい内科クリニック開院