「フィナステリドで効果が出にくいと感じた」「もう少し高い効果を期待したい」
そんな方に検討されることの多い治療薬が、デュタステリドです。
デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑える目的で処方される内服薬で、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されている治療法のひとつです。
この記事では、医療の専門知識をもとに、
などを分かりやすくまとめて解説しています!
これからAGA治療を始めたい方はもちろん、すでに治療中で薬を切り替えるべきか悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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やさしい内科クリニック院長 山村 聡
日本内科学会認定内科医。専門は糖尿病・内分泌疾患。
経歴
・九州大学医学部卒
・高邦会 高木病院 臨床研修
・昭和大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 助教
・銀座有楽町内科 前院長
・東京ミッドタウンクリニック等で糖尿病・内分泌診療に従事
・やさしい内科クリニック開院
※この記事は、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
※「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。
※厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。
※監修医師はQ&Aには関与しておりません。
デュタステリドとは?

デュタステリドは、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する内服治療薬です。
本来は前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、AGAへの効果が確認され、日本でも2015年にAGA治療薬として承認されています。
日本では、AGA治療薬として「ザガーロ®」という商品名で承認されており、カプセル剤として処方されます。
現在では、フィナステリドに次ぐ第二のAGA治療薬として広く処方されており、進行度の高い症例やフィナステリドで効果が不十分だった患者にも検討される選択肢の一つです。
さらに、皮膚科医の専門ガイドライン*でも最高評価の推奨度Aを獲得しており、デュタステリドは「行うよう強く勧める」とされている薬です。
*日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」
デュタステリドとフィナステリドの違いは?

AGA治療では、デュタステリドとフィナステリドの2種類がよく使われています。
どちらも、脱毛の原因となる男性ホルモン「DHT」の生成を抑える薬ですが、効き方や特徴にはいくつか違いがあります。
中でも大きな違いは、作用する「5α還元酵素」のタイプです。
- デュタステリド:I型とII型の両方に作用する
- フィナステリド:主に「II型」の酵素に働きかける
5α還元酵素のI型とII型の違いとは?
5α還元酵素のI型とII型の違いとは?
5α還元酵素は、AGA(男性型脱毛症)の原因物質であるDHTを作る酵素で、I型とII型の2種類があります。
種類 | 主に存在する場所 | AGAとの関係性 |
I型 | 皮脂腺・顔・背中など | 皮脂の分泌に関与し、頭皮環境の悪化に影響することがある |
II型 | 前頭部・頭頂部の毛包(髪の根元) | AGAの主な原因とされ、脱毛に深く関与している |
II型の方がAGAに直接関係しているため、AGA治療薬の多くはII型をターゲットにしています。
デュタステリドはI型・II型の両方を抑えるため、より広い作用が期待されます。
比較項目 | デュタステリド | フィナステリド |
作用の範囲 | I型・II型の5α還元酵素を阻害 | 主にII型の5α還元酵素を阻害 |
髪の増加効果 | 一部では高めとされる傾向がある | 効果が確認されている |
効果が出るまでの期間 | 比較的早く出るケースもある | 一般的な速度とされる |
日本での承認 | ザガーロとして承認済み | プロペシアなどとして承認済み |
いずれも、AGA治療に有効な薬剤として承認されており、どちらがより適しているかは体質や症状の進行度や希望される効果などによって異なります。
どちらを選ぶか悩んでいる場合は、医師と相談しながら治療方針を決めることが大切です。
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デュタステリドの服用で期待できる効果

デュタステリドは、AGA治療において使用される内服薬の一つです。
この章では、服用によってどのような変化が期待できるのか、国内外の臨床試験や調査データに基づいてその効果について詳しく解説します。
効果発現までの期間と見られる変化
デュタステリドは、即効性のある薬ではなく継続的な服用によって徐々に効果が現れるタイプの治療薬です。
効果の出方には個人差がありますが、一般的には以下のような経過が示されています。
- ~3ヶ月:抜け毛の減少を感じる方が多い
- 3~6ヶ月:髪のハリやコシなど、髪質の変化が出てくる
- 6ヶ月~1年:毛髪の太さや本数の変化を実感する方もいる
- 1年以上:より安定した改善効果が期待される段階
こうした変化は、髪の成長サイクル(毛周期)が整い、新しい毛髪がしっかりと成長してくるまでに時間がかかるためです。
複数の臨床試験ではその有効性が報告されています。代表的な試験結果は以下のとおりです。
試験の種類 | 対象者数 | 観察期間 | 主な結果 | 有効率 |
---|---|---|---|---|
国際共同第II/III相試験(ARI114263試験) | 917名 | 24週間 | 毛髪数の有意な増加 フィナステリドとの非劣性を確認 | ― |
日本人部分集団解析 | 200名 | 24週間 | 0.1mg群:39.4本増加 0.5mg群:68.5本増加 | ― |
日本の市販後 使用成績調査 | 安全性解析 ➡︎4,320例 有効性解析 ➡︎3,887例 | 1年間 | 「軽度増加」以上の改善(67.5%) | 67.5% |
これらの結果から、デュタステリドは毛髪数の増加だけでなく、髪の太さや密度の改善が期待される治療薬とされています。
また、16件のランダム化比較試験(4,950名の被験者)をまとめたメタアナリシスでも、デュタステリド0.5mg群がプラセボ群(偽薬)に比べて有意な改善を示したと報告されています。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会
参考:デュタステリド添付文書
効果に影響を与える主な要因
デュタステリドの効果には、以下のような要因が関係しています。
- 治療を始めた年齢
若いほど毛包が残っている可能性が高く、効果を感じやすい傾向があります。 - AGAの進行度
進行が軽度〜中等度の段階で治療を開始した方が、回復の可能性が高いとされます。 - 継続期間と服用状況
十分な効果を得るには、最低でも6ヶ月以上の継続が推奨されています。飲み忘れや中断があると、効果が不安定になることもあります。
これらの要因に心当たりがある場合は、治療環境の見直しが必要かもしれません。
効果を実感しにくいと感じたときのチェックポイント

効果を感じにくいときは、デュタステリドそのものの効力ではなく服用環境や体質・生活習慣の影響による可能性も考えられます。
以下のポイントを確認してみましょう。
①AGAの進行度が高いケース
デュタステリドの効果は、国内の市販後調査や臨床データでも、軽度〜中等度の段階で治療を始めた方が効果を実感しやすいとされています。
すでにAGAが重度に進行している場合は、見た目にわかる変化が出にくいことがあります。
このようなケースでは、治療によって進行の抑制や現状維持を目的とし、見た目の改善には他の治療法との併用を検討することも選択肢の一つです。
▼AGAの進行度と治療効果の目安
AGAの進行度 | 効果の現れ方の傾向 | 治療目標の例 |
軽度 | 改善を実感しやすい | 髪の密度・太さの改善、発毛促進 |
中等度 | 一部の改善が見られることがある | 進行の抑制、部分的な改善 |
重度 | 改善を実感しにくいことがある | 現状維持、進行の予防が中心 |
AGAが進行すると効果を実感しにくくなるので、早期から治療を始めることが重要です。
ただ、ハミルトン・ノーウッド分類*で進行度が高い場合でも、完全に毛根が失われていない限り一定の改善効果は期待できます。
*AGA(男性型脱毛症)の進行度を判定する国際的な評価スケールで、前頭部・頭頂部の脱毛範囲に基づきⅠ〜Ⅶの7段階に分類されます。
②服用期間が短すぎるケース
デュタステリドは即効性のある薬ではなく、継続的な服用によって徐々に効果を発揮するタイプの治療薬です。
- 一般的に3〜6ヶ月で抜け毛の減少や髪質の変化が現れ始める
- 発毛や外観の改善には1年程度かかることもある
この間、変化が少なく見えても毛周期の正常化が進んでいる可能性があります。
定期的に写真を撮影し、経過を可視化することも治療効果を確認する手段として有効です。
また、一部の方では、服用初期に一時的に抜け毛が増える初期脱毛と呼ばれる現象が見られることがあり、通常は数週間〜1か月程度で落ち着きます。
初期脱毛とは?
「AGA治療を始めたら、逆に抜け毛が増えた…!」 というケースがあります。これは初期脱毛と呼ばれる現象で、実は発毛の準備が進んでいる証拠でもあります。
AGA治療薬(特にミノキシジル)を使用すると、髪のヘアサイクルが正常化し休止期の毛が新しい髪に押し出されるため、一時的に抜け毛が増えることがあります。
初期脱毛の特徴
- 治療開始1〜2ヶ月目に発生することが多い
- 古い髪が抜け、新しい毛が生える準備をしているサイン
- 通常は一時的なもので、3ヶ月目以降には落ち着く
初期脱毛は一時的な現象なので、怖がらずに治療を続けることが重要です!
焦らず、まずは6ヶ月以上を目安に継続してみましょう。
③服用方法が不適切なケース
医師の指示通りに服用していない場合、デュタステリドの持続的なDHT抑制作用が途切れ、効果が出にくくなることがあります。
たとえば、以下のようなケースでは効果が不安定になります。
- 飲み忘れが多い
- 自己判断で用量を変更している
- 一時的に服用を中断している
デュタステリドは血中濃度の安定が重要であり、不規則な服用はDHTの再上昇を引き起こす可能性があります。
体調の変化や不安があるときは、自己判断せず必ず医師に相談しましょう。
生活習慣が乱れているケース
薬の効果を最大限に引き出すためには、生活習慣の見直しも非常に重要です。
以下のような生活習慣の乱れは、デュタステリドの効果を阻害する可能性があります。
- 睡眠不足や不規則な生活
- 栄養の偏りや過度な糖質・脂質摂取
- 喫煙・過度の飲酒
- 慢性的なストレスや運動不足
髪に必要な栄養(たんぱく質・亜鉛・ビタミンB群・オメガ3脂肪酸など)を意識した食生活を心がけましょう。
バランスの取れた生活習慣を心がけることで、より良い治療結果につながります。
デュタステリドの効果を引き出す正しい服用方法
デュタステリドの効果をしっかり実感するためには、正しい飲み方や注意点を理解しておくことがとても大切です。
安全に、そして効果的に治療を続けるためにも、ここで基本的なポイントを確認しておきましょう!
デュタステリドの正しい服用方法
デュタステリドは、添付文書において1日1回0.5mgを経口投与することが標準の用法・用量として定められています。
効果を最大限に引き出すためには、この基本用量を守り継続して正しく服用することが大切です。
項目 | 内容 | 根拠・注意点 |
---|---|---|
用量 | 0.5mg | 1回あたりの標準用量 |
服用回数 | 1日1回 | 毎日継続して服用 |
服用タイミング | 決まった時間 | 血中濃度を安定させるため |
服用方法 | カプセルをそのまま服用* | 噛んだり開けたりしない |
食事の影響 | なし | 食前・食後いずれでも可 |
デュタステリドは食事の影響を受けにくい薬剤とされており、食前・食後を問わず服用できます。
ただし、飲み忘れを防ぐためには「毎日決まった時間に服用する」習慣をつけることが理想的です。
服用を継続することで、DHTの抑制が安定し治療効果を発揮しやすくなります。服用方法に不安がある場合や飲み忘れが続く場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
参考:デュタステリド添付文書
デュタステリドの副作用は?
デュタステリドは、AGA治療薬として発毛効果が期待されている一方で、副作用のリスクもゼロではありません。
安心して治療を続けるためには、どのような副作用が起こりうるのかあらかじめ知っておくことが大切です。
ここでは、添付文書や国内の臨床データに基づいて代表的な副作用とその注意点を解説します。
頻度の高い副作用とその特徴
デュタステリドで特に報告が多いのが、性機能に関わる副作用です。
これは、デュタステリドが男性ホルモンに関与する酵素の働きを抑えるためと考えられています。
国内の長期投与試験(0.5mg)では、以下のような頻度が報告されています。
副作用の種類 | 発生頻度の目安 |
勃起不全 | 約10.8% |
性欲減退(リビドー減退) | 約8.3% |
射精障害 | 約4.2% |
上記の症状は、軽度〜中等度であることが多く継続しているうちに自然に軽快するケースもあります。
ただし、ごく稀に服用を中止したあとも症状が持続したとの報告もあるため、不安があれば医師に相談することが重要です。
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会
まれに起こる重篤な副作用について
発生頻度は高くありませんが、重篤な副作用として肝機能障害や黄疸が報告されています。
添付文書では、肝機能障害の発生頻度を1.5%、黄疸は頻度不明とされています。
これらの症状が現れた場合には、すぐに服用を中止し医師の診察を受けることが必要です。
主な症状の例
- 全身のだるさ
- 目や皮膚の黄ばみ(黄疸)
- 食欲不振、吐き気
- ASTやALTなど肝酵素の上昇
また、医師の判断によっては定期的な血液検査で肝機能をチェックする場合もあります。
参考:デュタステリド添付文書
そのほかに報告されている副作用
添付文書や製薬会社の資料では、以下のような副作用も報告されています。
頻度 | 主な副作用の種類 |
1%以上 | 性機能不全(リビドー減退、勃起不全、射精障害) |
1%未満 | 発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房の違和感(女性化乳房など)、腹部不快感 |
頻度不明 | 蕁麻疹、めまい、精巣の違和感、脱毛症(体毛の減少など)、下痢、味覚異常 など |
参考:デュタステリドの副作用(グラクソ・スミスクライン株式会社)
副作用の出方には個人差がありますが、いずれの場合も自己判断せず症状に気づいたら医師に相談することが大切です。
デュタステリド購入時の注意点は?通販や個人輸入など

デュタステリドは医療用医薬品であり、どこでも簡単に手に入るものではありません。
一部では「個人輸入でも買える」と紹介されることがありますが、正しいルートでの入手が安全な治療には不可欠です。
ここでは、デュタステリドの入手方法や、避けるべき購入ルートについて詳しく解説します。
デュタステリドは医師の診察が必要な処方箋医薬品
デュタステリド(例:ザガーロ)は、日本では「処方箋医薬品」に分類されている薬です。
つまり、医師の診察を受けて処方箋をもらわないと購入できない仕組みになっています。
これは、薬の安全な使用と適切な効果判定を行うために設けられた重要な制度です。
処方箋医薬品とされている主な理由
- 服用できない疾患や状態(禁忌)があるため
- 肝機能障害など、まれに重大な副作用が生じることがあるため
- 治療効果を確認しながら継続的に使う必要があるため
自己判断で服用を始めてしまうと、効果が得られないばかりか健康被害や病気の見逃しにつながる可能性もあるため注意が必要です。
通販や個人輸入による購入は避けましょう
インターネットでは個人輸入代行サイトや通販でデュタステリドが販売されていることもありますが、これらのルートでの購入には大きなリスクが伴います。
主なリスクの例
- 偽造薬や粗悪品を購入してしまう可能性がある
- 正規品に見えても、有効成分が含まれていない・成分量が違うといったケースが報告されている
- 保管状態が悪く、劣化した薬剤が届くリスクもある
こうした薬剤を使用した場合、効果が出ないだけでなく副作用が強く出ることもあり非常に危険です。
さらに、個人輸入で入手した薬で健康被害が生じた場合には、「医薬品副作用被害救済制度*」の対象外となり、公的な補償を受けることもできません。
*厚生労働省の制度で、適切に使用した医薬品によって重い副作用が起きた場合に医療費や障害年金などの給付が受けられる公的な補償制度です。
安心・安全に治療を受けるためには?
AGA治療は長期的な取り組みが必要なため、価格だけで判断せず安全性や信頼性を重視することが重要です。
- 医師の診察を受けて、体質や症状に合った薬を処方してもらう
- 副作用の有無をチェックしながら、効果を継続的に確認する
- 必要に応じて治療法を調整していく
こうした流れが、本当に効果を引き出すための近道です。
短期的には医療機関での受診に費用がかかるように思えるかもしれませんが、長期的に安心して続けられる治療こそが、将来的なコストパフォーマンスにもつながります。
デュタステリドについてよくある質問
デュタステリドの効果に関して、以下に、よくある質問とその回答をまとめました。
Q1:AGAの薬って、どれを選べばいいの?
A1:AGAの進行度や体質によって向いている薬は異なります。
代表的な内服薬にはフィナステリドとデュタステリドがあり、抑制する酵素のタイプが異なります。
医師の診察と適切な診断のもとで、自分に合った治療薬を選ぶことが重要です。
Q2:デュタステリドを飲むと髪質も変わるの?
A2:髪質が変化する可能性はあります。
服用を続けることで、細く弱っていた髪がしっかりしてきたと感じる人もいます。
ただし、髪質の変化には個人差がありすべての人に現れるわけではありません。
Q3:フィナステリドからデュタステリドに変えるメリットってある?
A3:はい。デュタステリドはI型・II型の両方の5α還元酵素を抑制するため、より広い範囲でDHTを抑えることができます。
- フィナステリドで効果が不十分な場合
- 生え際などの改善を目指す場合
- 進行度が中〜重度の方
以上のような方には切り替えが検討されることがあります。
ただし、体質や副作用のリスクもあるため自己判断せず医師と相談しましょう。
Q4:デュタステリドってずっと飲み続けないとダメ?
A4:はい。基本的には長期的な服用が前提となる治療薬です。
服用をやめるとDHTの生成が再開し、AGAが再び進行する可能性があります。
医師の指示に従い、継続的な治療を前提に考えましょう。
Q5:ミノキシジルと一緒に使っても大丈夫?
A5:はい。デュタステリドとミノキシジルの併用は一般的な治療法のひとつです。
それぞれ作用機序が異なるため、相乗効果が期待できます。
体質や副作用リスクも考慮して使用前に医師と相談することが大切です。
Q6:デュタステリドって妊婦さんが触れると危険?
A6:カプセルを破らなければ通常は問題ありませんが、妊娠中の女性は特に注意が必要です。
薬剤成分が皮膚から吸収されるリスクがあるため、万が一破損していた場合には触れないようにしましょう。
参考:デュタステリド添付文書
Q7:デュタステリドを飲んでいると献血できないって本当?
A7:はい。服用中および中止後6ヶ月間は献血ができません。
これは体内に薬が長期間残留する性質があるためです。
献血前に必ず医療機関で確認を取りましょう。
参考:日本赤十字社「服薬と献血について」
Q8:サプリや育毛剤と一緒に使ってもいい?
A8:一般的には併用可能ですが、効果の程度や安全性には個人差があります。
- サプリ:栄養補助として補完的に使用されることが多い
- 育毛剤:血行促進タイプなどは補助的に使われることもある
自己判断せず、併用前に医師に相談しましょう。
Q9:デュタステリドって何歳くらいから飲めるの?
A9:原則として、20歳以上の成人男性が対象となります。
年齢上限は特に定められていませんが、高齢者や持病のある方は適応の判断を慎重に行う必要があります。
Q10:市販薬で代わりになるものはある?
A10: 現時点で、デュタステリドと同等の効果がある市販薬は存在しません。
育毛シャンプーやサプリメントは補助的な対策にとどまります。
デュタステリドと同等の効果は期待できません。
デュタステリドの処方なら当院まで
当院では、AGA治療を専門とする医師が、患者様お一人おひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療プランをご提案いたします。
デュタステリドの処方はもちろん、効果的な併用療法のご相談や、安全な治療継続のための定期的なフォローアップも行っております。
薄毛でお悩みの方は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。
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